上の写真はシェムリアップの街から東に13キロ程行った場所にあるロリュオス遺跡群の中のプリア・コーという遺跡の前にあるお店です。お客が私しかいなかったので皆遊んでいます。手前は暑い国に来ると好きでも何でもないのに雰囲気でつい飲んでしまうヤシの実。凄い量で毎回おなかがタプタプになります。
アンコールワットやアンコールトム等のメジャー所は街から北へ5〜6キロの場所にあるのでこちらの遺跡に来る人はあまりいません。遺跡自体も大した事無かったのですが、私はこの場所はとても想い出に残っているし、気に入ってます。ここで働いている人々は他の遺跡と比べて凄くフレンドリーで、一緒にいる間友達になれたような気がしたからです。
ロリュオス遺跡二つ目はバコンです。
この少年達はバコンの周りをずっとバイクで回って遊んでいました。見た感じ小学生でしたけどこの国では日本みたいな免許ってあるのですかね。
街から来るとまずプリア・コーがあって、次にバコン、そしてバコンの奥にも遺跡があります。バコンの手前の入り口はお店や物売りの人がいるのですが、その人達は皆バイクで移動していました。私がバコンの一番奥まで行くと手前の入り口で会った物売りの女の子二人組も来ていて、運転役の女の子が3人乗りで戻らないかと言ってくれます。乗りたかったけど後ろに乗っていた女の子は嫌がっていたので結局バイクの後を走って追いかけましたが、おかげで仲良くなることが出来ました。
その後バコンの入り口にあったお店で遅い昼食。お店女の子がハンモックで休憩していきなよと言ってくれたのでお言葉に甘えたら疲れが溜まっていたので寝てしまいました。記念写真を頼んでるのに私の顔半分寝てます。
さっきの女の子達が寝ている私を見て笑っていたので話すチャンスだと思ってその輪に加わったらそのまま2時間くらいダラダラしてしまいました。バイクを運転していた役の女の子は18歳でしたが何と妊娠していて、聞くとカンボジアの女性は20前後で結婚する人が多いそうです。ちなみに旦那は私と同い年の29歳でした。後ろの嫌がっていた女の子は2時間の間何度も織物を買えと迫ってきて、私とその子のやり取りを皆面白がって笑っていました。遺跡の記憶は全然ありませんが、彼女たちの事は一生忘れないでしょう。それにしても何故彼女達の写真が一枚もないのか、悔やまれます。
帰り道、泥だらけの男女が体を洗うために次々と沼に飛び込んでいました。皆笑っていて楽しそうでした。
こんな小さな子が二人だけで牛を引いてました。カンボジアの子供は小さい頃から親の仕事の手伝いをするのが当たり前なんですね。
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